曼荼羅を描く・・ということ

神社仏閣を建築する宮大工を曽祖父・祖父に持つ家系に生まれ、幼少より神社仏閣との繋がりが、あたりまえである環境の中で自分もいずれ何かを作る職人になるのだと疑問も持たず育ちました。

そのような環境での価値観が引き寄せたのか、それとも偶然なのかはわかりませんが、ジュエリーデザイナーを父に持ち、芸術一家の中で育ったパートナーとの結婚を機にそれまでふんわりしていた感覚が

現実化し本格的にデザインやものづくりの世界へ。

そして、様々な経験を通じてパートナーと共に1992年に「株式会社オーガストプランニングワーク」を設立。現在もデザインというビジネスフィールドにおいて、化粧品を始めとする美容商品(ビューティー、サプリメント)またセラピー、ファッションブランドのデザインにまつわる各種デザインにおけるプランニング業務を行っています。

また、インテリアデザイン学科を卒業し前職である商業空間のプランニング会社等で培った経験を活かし、

女性では異例と言われる曹洞宗 大本山総持寺祖院 白山蔵のリニュアルデザインを過去に担当しています。(この蔵は現在、震災により倒壊しておりますので現存はしていません)

こうしたビジネスフィールドでの経験を続ける中で、大変さの中にも喜びを感じつつも、心の中にある「何か」を表現したいという感覚が湧き上がり、無意識に近い状態で当初はコンピューターグラフィックとして息抜きをするように曼荼羅を作画しはじめました。

そして、当初は息抜きであった曼荼羅作成が自分の心の中でもっと深い世界を描きたい。

さらに深い宇宙とのつながり、真理を求めた作品を作りたいという気持ちが湧き上がり、パートナーの助言から、15センチ角の台紙に手書きにより毎日1作品(1枚)を2016年7月1日より描きはじめ、2019年3月27日に「毎日マンダラアート連続1000日」達成しました。

そして、この1000日曼荼羅作成での気づきや思いが今の作品作りに通じ、本格的にAKIKO SASAGAWA

心と宇宙をつなぐマンダラアートを制作するアーティストとして作品を神社仏閣へ奉納、また国内外の展示会・展覧会に出展しています。

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